【解決】楽天モバイル 徹底解説!
楽天会員は約5,000万人いると言われています。
2017年に格安SIMサービスがスタートしました。格安SIM業界では比較的遅めの参入ですね。しかし、2019年には『乗り換えたい通信サービス1位』『メインで使用している格安SIMサービス1位』を獲得しました。格安SIM会社の中でも非常に人気ですね。
楽天モバイルは、docomo回線、au回線の2キャリアから選択する事も出来るようになっています。
今回はそんな楽天モバイルについて解説していこうと思います。
Table of Contents
楽天モバイル料金プラン
楽天モバイルの料金プランは、自分で好きな機能やデータ容量などを自由に組み合わせる『組み合わせプラン』、10分かけ放題や高速データ通信がセットになっている『スーパーホーダイプラン』の2つになります。
それぞれ2つのプランの詳細を見ていきましょう。
組み合わせプラン
大容量プランからベーシックプランまで幅広く用意されており、自身の用途や使用頻度に応じて契約出来るようになっています。
格安SIM会社で30GBなどの大容量プランが用意されてる会社は多くないので、データ通信を多く利用する方には非常に重宝されています。また、余ったデータ容量も1か月だけ翌月に繰り越す事も出来るようになっています。
ベーシックプランは安さを追求したプランになります。その最大の理由が通信速度が常時200kbpsと低速になっている点です。メールの送受信などは問題ありませんが、動画の視聴やゲームアプリなどを利用する機会が多い方にはオススメ出来ません。
Wi-Fiなど別の通信端末をお持ちの場合はベーシックプランで契約し、月々の月額料金を抑える事は可能です。
スーパーホウダイプラン
楽天モバイル利用の80&のユーザーが選んでいるプランになります。高速データ通信と電話10分かけ放題がセットになっているプランです。
楽天会員であればお得な割引きが受けられるのも特徴です。
楽天会員であれば1年間1,500円の割引きが適用されるので、月々の維持費も安く抑える事が出来ますね。
さらに、スーパーホウダイプランは月間のデータ容量を超えてしまっても1Mbpsの速度通信が可能になっています。
注意点は、通信が混み合う時間帯(12時~13時、18時~19時)は通信速度が最大300kbpsに制限されてしまいます。これは格安SIM会社であれば仕方ないですが、少なからず通信の遅さは感じてしまうかもしれません。また、通話10分かけ放題には『楽天でんわアプリ』の利用が必要になります。アプリを通さずに電話してしまうと通話料が発生してしまうので注意して下さい。
楽天会員に事前に登録する
楽天モバイルを契約する前に、まだ楽天会員になっていない方は楽天会員に登録しておく事をオススメします。
先ほど説明した料金プランにもある通り、楽天会員になっておくと割引きが受けられるようになります。楽天会員は、年会費・手数料は無料なので登録するようにして下さい。
また、楽天会員になっておくと、楽天スーパーポイントというポイントが貯まります。楽天ポイントは1ポイント1円換算する事が出来るポイントなので、楽天市場での買い物に使用する事も出来るほか、月々の楽天モバイル料金に充当する事も出来るので通信費抑制にも利用する事が可能になっています!
日頃、楽天市場などあまり利用する機会が少ない人でも楽天モバイルの月額料金100円で1ポイント貯まりますので、この機会にぜひ楽天会員に登録する事をオススメします。
通話は楽天でんわアプリの利用する
楽天モバイルを利用する際は、必ず楽天でんわアプリを利用するようにしましょう。
楽天モバイルでも、通話料金20円/30秒かかります。10分も電話すれば400円もかかってしまいます。せっかく格安SIMを利用しても料金が高くなってしまってはあまり意味が無くなってしまうので注意しましょう。
楽天でんわアプリを利用すれば半額(10円/30秒)、オプション(月額850円)を付帯すれば10分以内の通話は無料になります。また、スーパーホウダイプランで契約していれば月額基本料金の中に含まれているのでオプションを付帯する必要がありません。
あまり電話を利用してない人でも、1か月で850円(15分程度)は通話する機会はあるかと思いますので、スーパーホウダイプランに最初から加入するのもいいですね。
3大キャリア(docomo、au、Softbank)との差額
3大キャリアと楽天モバイルに乗り換えた場合の価格差を簡単ですが比較していきます。
docomo
docomo | 楽天モバイル | ||
5GBプラン(ギガライト) | 4,980円 | スーパーホウダイM(6GB) | 3,980円 |
5分内通話無料 | 700円 | 楽天会員 | -1,500円 |
合計 | 5,680円 | 合計 | 2,480円 |
docomoから同じタイプのプランで楽天モバイルに乗り換えた場合は3,200円の差額になります。月額3,200円なので年間38,400円も差額が出ます。使用出来る容量などはほぼ一緒なのに通信費を抑える事が出来ます。
au
au | 楽天モバイル | ||
7GBプラン(新auピタッとプラン) | 4,480円 | スーパーホウダイM(6GB) | 3,980円 |
5分内通話無料 | 700円 | 楽天会員 | 1,500円 |
合計 | 5,180円 | 合計 | 2,480円 |
auから同じタイプのプランで楽天モバイルに乗り換えた場合は、2,700円の差額になります。月額2,700円なので年間換算だと32,400円も差額が出ます。 使用出来る容量などはほぼ一緒なのに通信費を抑える事が出来ます。
Softbank
Softbank | 楽天モバイル | ||
ミニモンスター(5GB使用で試算) | 7,980円 | スーパーホウダイM(6GB) | 3,980円 |
5分内通話無料(準定額) | 500円 | 楽天会員 | 1,500円 |
合計 | 8,480円 | 合計 | 2,480円 |
Softbankから同じタイプのプランで楽天モバイルに乗り換えた場合は、6,000円の差額になります。月額6,000円なので年間換算だと72,000円も差額が出ます。使用出来る容量などはほぼ一緒なのに通信費を抑える事が出来ます。
どのキャリアから乗り換えても通信費を抑えられますね!楽天モバイルに乗り換えるだけで年間で約30,000円~70,000円も無理せず節約出来、楽天スーパーポイントも貯まるのでプラスでさらに節約する事も可能になっています。混雑時間帯に通信が遅くなるとは言え、年間でこれだけ節約出来たら乗り換えるのもありではないでしょうか。
楽天モバイルの通信速度
楽天モバイルの公式では、上り最大50Mbps、下り500Mbpsと公表されています。
※組み合わせプランとベーシックプランは最大速度200kbps
※スーパーホーダイで高速通信容量を使いきった場合は、上り下りとも最大速度は1Mpps
※スーパーホーダイは、12~13時と18~19時は上り下りともに最大300Kbps
理論値であれば十分な速度は出ています。
ただ、格安SIMの中でも通信速度が速いと言われるワイモバイル、UQモバイルと比べると楽天モバイルは少し劣ってしまいます。
ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルの速度を比較してみます。
ワイモバイル | UQモバイル | 楽天モバイル | |
上り | 25Mbps | 25Mbps | 50Mbps |
下り | 5Mbps | 225Mbps | 500Mbps |
公式で発表されてる数値でもワイモバイル、UQモバイルの方が速度は速いですね。
口コミサイトなどを見てみると、やはり混雑時間帯などは楽天モバイルだと通信が遅くなってしまい、多少使用するのにストレスを感じてしまうケースもあるみたいです。
常にサクサク通信したい人や、動画視聴、ゲームなどをする機会が多い方は合わせてWi-Fiなどを利用する事をオススメします。
楽天モバイルおすすめスマホ3機種
OPPO A5 2020
価格は26,182円(税抜)です。
2019年11月上旬に発売されたばかりの最新の格安スマホです。
最大の特徴は、4眼カメラと5,000mAhのバッテリー搭載です。
4眼カメラでは、1,200万画素のメインカメラ、800万画素の超広角レンズ、200万画素のポートレートレンズ、200万画素のモノクロレンズが搭載されていますので、非常に鮮明にカメラ撮影する事が可能になっています。
指紋認証と顔認証も搭載されているので、従来のパスコードやパターン入力の手間はほとんど必要ありません。
リバースチャージ機能も搭載しており、モバイルバッテリーの変わりとして使用する事も可能になっています。
HUAWEI P30 lite
価格は32,880円(税抜)です。
2019年8月にHUAWEI P20 liteの後継機として発売されました。
ディスプレイサイズが約6.15インチ。バッテリーも約3,340mAh。トリプルカメラ搭載。指紋・顔認証機能搭載とP20liteから大幅なスペック強化され発売されました。
カメラ機能もアウトカメラが約2,400万画素+約800万画素+約200万画素、インカメラも約2,400万画素と非常に鮮明に撮影する事が可能になっています。
SIMカードも2枚挿入する事も出来、ツインアプリにも対応してるので、SNSで2つアカウントも所有している方などにもおすすめです。
AQUOS R2 compact
価格は69,800円(税抜)です。
画面サイズ5.2インチ、重さ約135グラムと非常にコンパクトに設計された格安スマホになります。
液晶には『ハイスピードIGZOディスプレイ』を搭載しており、2Kの解像度による高画質を実現しています。さらに、液晶テレビに優れた技術を用いて『リッチカラーテクノロジーモバイル』によって動画を存分に視聴する事も実現しています。
ディスプレイ下部に指紋認証を搭載しているほか、カメラは2,260万画素、AIによる自動シーン設定機能やセルフィー機能も備わっています。
非常にトータルバランスに優れたスマホになっているおり、スマホで動画視聴などする機会が多い方にはオススメです。
端末を伴う購入をする場合は、楽天スーパーセールなどのタイミングだと楽天スーパーポイントなどの恩恵が受けられたり、価格自体が割引きになったりする場合もありますので、端末購入を伴う契約を考えている方はセール時に狙うのもありです!
また、楽天モバイルでは現在使用している端末をSIMロック解除して使用する事も可能になっています。ご自身で使用している端末が楽天モバイルで動作確認出来ているかは公式HPより確認する事をおすすめします。
https://mobile.rakuten.co.jp/device/
まとめ
楽天モバイルを解説しました!
通信速度が他社よりやや劣りますが、価格やポイント併用などの観点から見ても非常にオススメの格安SIM会社になります。
また、楽天モバイルはネットだけでなく実店舗も増えてきているので、直接店員の方などに聞ける環境も整っているのもいいですね。
『第4のキャリア』として参入する予定でしたが、当初の予定より大幅に遅れてしまってる現状ですが、新たな企業が参入し楽天のような新規企業が今までの通信業界を変えてくれるかもしれませんね。
今後、楽天モバイルが提供するサービスなども注意していった方がよさそうですね。
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